Lion Serverでメールサーバー3章・間が空いてしまいました編

久しぶりになってしまいました。

その間に、iOSは5.1.1になり10.7 Lion Serverも10.7.4のアップデートがリリースされました。
管理人もさっそくアップデートしてみました。
iTunes経由のiOSは特に問題もなくアップデートできるのですが、問題は10.7.4でした。

何かにつけて疑り深い管理人は、昔から統合アップデートを必ず適用してきました。
ですが現時点においても10.7.4Serverの統合アップデートは日本のAppleのサイトでは公開されていません。
何故なのか理由は分からないのですが、無いのです。
仕方がないので、米AppleからComboアップデートをダウンロードしてきました。

※いつの間にか公開されていました。

それだけなら大した問題ではないのですが、アップデートそのものも不安になる感じでした。
念のためOpenDirectory以外のサービスを全て停止した上でアップデートしたのですが、
最後の段階で残り1分となっているにもかかわらず、そこから30分以上そのままでした。
フリーズしたのかと思うほど、プログレスバーもカウントダウンも進みませんでした。
もちろん、管理人のMacが(おそらく)Lion Serverが動くための最低スペックであるというのも原因だとは思うのですが。
だとしても、以前のバージョンからは考えられないくらいの時間がかかりました。
それくらいの大規模なアップデートであった証拠なのかもしれませんが。

何はともあれ、アップデートは無事に完了し、iPhone、Lion Serverとも最新版になりました。
imotenも問題なく動いています。

ただし、以前からコンソール上に記録されていたエラーのいくつかは相変わらずです。
これがMac本体のスペックに由来するものであるならば、これ以上どうしようもないのですが、ログを見る限りそうとは思えない感じです。
管理人の経験上AppleのOSが安定してくるのは10.X.4以降だった感じがあるので、今後に期待したい…
とは思うのですが、このペースだと10.X.4以降が出る頃にはMountain Lionが出てしまいそうです。

完全なメンテナンスアップデートではあると思いますが、アップデータのドキュメントには気になる記述もあります。管理人は怖くてもう試せませんが、「Open Directory のアーカイブと移行」との記述もあるので、100%失敗していた10.6 Serverからの上書きアップデートも正常に出来るようになったかもしれません。

Appleのアップデータ適用後によくある、何かしらの新しいトラブルが(管理人のところでは)おきていないので、まだの方は時間のある時に適用してみるといいのではないでしょうか。

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iTunesが珍しくトラブル・原因はもしかして…編

以前に書いた、iTunesが『自動ダウンロードにこのコンピュータを使用するにはサインインしてください』というアラートを出すというコチラの記事

あれ以降、同じトラブルはおきていませんでした。
ですので、原因は分かりませんでした。
なぜか突然ああなったように感じていたんですが、今回もしかしたら…と言うよりも、
(管理人のところでは)ほぼ100%再現する条件が分かりました。

あくまで管理人のMacの話です。全てのMacにおいて条件となるとは限りませんので悪しからず。

何をしたら再現したかと言いますと、safariのcookieを削除したところアラートが出ました。
最初はワケが分からなかったのですが、直前に操作したいくつかを試していったところ、
cookieに行き着きました。

まさかiTunesがsafariの機能を使っているとは思いもしなかったのですが…

こちらがcookie消去後にsafariの再起動をして確認した画像です。
この段階ではiTunesとsafariしか立ち上げていません。
iTunesはログインしっぱなしの状態です。

cookie.jpg

思ったより多かったのですが、この中のいくつかはTop Sites機能で拾ったものと思われます。
しかし、よく見るとsession-store-idですとかmz_user_info_versionですとか、それっぽい名前があります。
なぜかiTunes.apple.comなんてのもありますね。

よくよく考えれば、iTunes Storeもブラウズ機能を使ってはいるのでcookieは扱えるのかもしれませんが、
それなら何故iTunes単体で管理するようにしなかったのか不思議です。
ともかく、管理人のところではcookieが原因でアラートが出る事が分かりました。
そして、前回の記事にも書いたとおりiTunesで一度サインアウトしてから、もう一度サインインすると
何も言われなくなります。
サインアウトもサインインも、見かけはiTunesで完結していますが実際には違うのでしょうか?

いまいち腑に落ちない感じはしますが、もし同じアラートでお困りの方がいればお試し下さい。
保証はしませんし出来ませんが、試してみる価値はあるんじゃないかな?と思います。

外部メディアのお値段

管理人は、今年に入ってからiPhone4SのSIMフリー版に変えました。
それまでは俗に言うdocomoのガラケーです。

いわゆるガラケーはiPhoneと違って外部メディアにあれこれ保存するのがほとんどのようで、
管理人が使っていたのもmicroSDに保存するタイプでした。
しかし、晴れてdocomoでiPhoneを利用するようになったので、今では電源すら入っていません。
たぶん、ここぞという時には活用するとは思うので手放すつもりはまったくないのですが、
だからと言って眠らせておくのももったいない話です。

ですので、先日ガラケーからmicroSDを取り出してみました。
改めて見ると、ホントにちっちゃいです。
吹けば飛ぶとはこの事でしょうか。
でも、こんなにちっちゃいのに2GBもありました。
容量すら覚えていないくらいの使用頻度だったのですが、2GBはそれなりに使い勝手がありそうです。
例えばServerとの中途半端な容量のファイルのやりとりとか。

などなど、使い方を考えているうちに今って容量いくつでいくらなのか気になってしまいました。
ざっと見た感じ、携帯メディアとして一番安いのはやはりmicroSDみたいです。
16GBで1000円しませんでした。
これがUSBメディアになると1000円前後が相場みたいです。

ただし、安かろう悪かろうといった部分はあるらしく、中身が消えたとの現象もあるみたいです。
それでも、ちょっとしたファイルのやりとりに16GBが1000円以下というのは一昔前から考えたらすごいと思います。びっくりしました。

初代のiPod touchも最大で16GBです。
テクノロジーの分野はホントに日進月歩だと実感します。

  

Lion Serverでメールサーバー2章・Javaのアップデート編

本日、AppleからJava for OS X 2012-003がリリースされました。
これはFlashbackとよばれる、macに感染するトロイの木馬に対するセキュリティアップデートだそうです。
Flashbackは約60万台のmacが感染しているとも言われています。

アップデータはソフトウェアアップデートか米AppleのHPからダウンロードできます。
日本語のAppleからは(現時点では)まだダウンロード出来ません。
※ダウンロード出来るようになっていました。Flashback マルウェア削除ツールも公開されています。
管理人は先ほどアップデートしてみました。

注意事項としては、アップデートする前にブラウザとJavaアプリを終了しておく事です。
当然、imotenも停止してからの作業となります。
アップデートはすんなり終わり、imotenは問題なく動いています。

4月に入ってから、Appleから提供されたJavaのアップデートは管理人が把握している限りでも3回目です。
それだけAppleがFlashbackを危険視した結果でしょうか。
何にせよ、今のところ管理人のLion Serverでは不具合も無さそうなのでアップデートをした方がいいのではないかと思います。

Lion Serverでメールサーバー2章・imotenのSSL送信できました編

前回書いたimotenのSSLで送信の問題なのですが、あれこれ考え解決しました。

管理人が何が分からなかったのかというと、すでにLion Server上で動いているPostfix(送信サーバー)はSSL/TLSを使っています。
そして、Lion Serverで提供されるSSL/TLSはOpenSSLというのを使っています。
はたして、すでに動いているOpenSSLにどうやってimotenを通すのか?
というのが疑問でした。

結果から言いますと、完全に管理人の勉強不足でした。
imotenはJAVAで書かれたプログラムです。
そしてJAVAでSSL/TLS(証明書)を使うには、すでにあるOpenSSLの証明書とは別にkeysoreと呼ばれる書類を準備する必要がありました。
imotenに同梱されているParameter.txtでも、作者の方がちゃんと指摘して下さっているのですが、
管理人が素人であるがゆえの思い込みによって遠回りしていました。

そんな感じでいろいろ調べていくうちに、解決方法は2つあるように思いました。
一つはimotenそのものにSSL/TLS処理をさせる方法。今回の方法です。
もう一つはimotenには手を加えず、別に用意したSSL/TLS処理をしてくれるプログラムを通す方法です。
管理人が考えたのはStunnelというのを用意する方法です。
ですが、すでにSSL/TLSを使用したメールサービスが動いているので、そこに影響を出しかねない方法は避ける事にしました。
管理人フィルター越しですと、imotenはすでにPostfixと同居してますし、keystoreを使う場合には既存の証明書に影響は無いんじゃないかと思えたので。

それでは設定です。
ただし、例によって何の保証もしませんし出来ません。悪しからず。

前提として、すでにLion Serverで証明書の設定が終わっている事。これはLion Serverでメールサービスを使っているなら済んでいるはずです。今回はimoten用に新たな証明書を作るという形なので、メールサービスで使う証明書とは別になるので念のため。
さらに、imoten経由のメール送信も出来ている事。
その上での設定となります。

まず、keystoreを作るにはターミナル上からkeytoolというコマンドを使わなければなりません。
そして、そのkeytoolがターミナル上で日本語を使うのですが、そのままだと文字化けしてしまいます。
ですので、最初にターミナルの環境設定の詳細タブで日本語が使えるように変更します。
文字エンコードをUnicode(UTF-8)から日本語(Mac OS)に変更です。
これは作業が終わってからUnicode(UTF-8)に戻して下さい。
そして、変更の終わったターミナル上からkeytoolのある場所に移動します。

cd /usr/bin


移動したら以下のコマンドを実行します。

sudo keytool -genkey -v -keystore tabunhonto.keystore -alias tabunhonto -keyalg RSA -validity 10000


管理者権限ですのでパスワードを聞かれます。赤文字の所はそれぞれ書き換えて下さい。末尾の10000はkeystoreの有効日数です。

管理者権限を入力後、今度はkeystoreに与えるパスワードを2回聞かれます。
これは6文字以上でなければダメです。
そして、このパスワードはimotenで使用する上でも必要になるので忘れないようにして下さい。
その後、住所や名前を聞かれますがimotenで使用する場合のみでしたら適当でもいいと思います。
入力が終わると、いいですか?と確認されます。
よければyと入力してenterで自己証明書が作られます。
その後、その証明書に対する鍵のパスワードを聞かれます。
管理人はkeystoreと同じにしたので、そのままenterを押しました。
一連の流れはこんな感じです。

ks2.jpg

これでターミナル上での設定は終わりなので、この時点で文字エンコードを日本語(Mac OS)からUnicode(UTF-8)に戻してから終了しておくと安心です。

その後、ファインダーの移動メニュー内のフォルダへ移動から/usr/bin/に行くと、先ほどターミナルから作ったkeystoreファイルがあります。管理人の場合ならtabunhonto.keystoreという名前のファイルです。
それをimotenのフォルダ内へ移動します。test.keystoreがある場所と同じところです。
別に移動しなくてもいいのですが、この後が楽になるので。

ここからはimoten.iniの設定を変えるので、念のためimotenを停止しました。
その後、imoten.iniの以下の場所を赤文字の様に書き換えます。

sender.smtp.tls.keystore=../tabunhonto.keystore
sender.smtp.tls.keytype=JKS
sender.smtp.tls.keypasswd=先ほど指定した6文字以上のキーストアのパスワード


デフォルトでは上記3行の先頭に#(コメントアウト)が付いています。
必ず先頭の#(コメントアウト)を消して下さい。

それからimotenを起動します。
残すはiPhoneの設定だけです。

すでにimotenをSSL無しで運用できている前提なので、iPhoneのメール設定にあるアカウントの送信メールサーバの項目にあるSSLを使用をオンにするだけです。
その際、識別情報が検証できませんのようなメッセージが表示されますが、これは証明書が自己署名だからです。問題はないのでそのまま続けると、あっさりと設定は終了です。

終わってしまえばそう難しい事ではなかったのですが、この設定にたどり着くまでが大変でした。
とにかく分からない事だらけでしたので。
とにもかくにも、imotenのSSL送信は出来るようになりました。
imotenの柔軟な作りに驚くばかりです。
作者さんには本当に感謝しています。
ありがとうございます。

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